涙(前奏曲)タルレガ Lagrima F.Tarrega

クラシックギターの名曲? 中級 No.016
Lagrima(涙)は、フランシスコ・タレガ作曲の小品で、クラシックギター愛好家のほとんどが一度は練習する曲です。
題名のとおりのセンチメンタルな曲で、悲しいテレビドラマのエンディングに使われたこともあるようです。
フランシスコ・タレガはロマン派時代の人なので、作曲した曲はロマンティックな曲が多いです。

作曲者のフランシスコ・タレガについては、以下ウィキペディアより抜粋
「フランシスコ・タレガ(タルレガ、ターレガとも。Francisco Tarrega, 1852年11月21日 – 1909年12月15日)は、スペインの作曲家・ギター奏者。
1862年にギター奏者のフリアン・アルカスに神童と認められ、その奨めによりスペイン楽壇の中心地バルセロナを訪れる。しかしながら間もなく父親によって連れ戻された。
1874年にマドリッド音楽院に進学。豪商アントニオ・カネサの援助のもとに、作曲をエミリオ・アリエータに師事。1870年代末までにギター教師として立ち(門人にミゲル・リョベートとエミリオ・プジョルがいる)、定期的な演奏会も行なった。ギターのヴィルトゥオーソとして鳴らし、「ギターのサラサーテ」の異名をとった。バルセロナに定住して1909年に逝去。
作曲家として心酔したショパンに似て、作品においては詩的情緒と超絶技巧の融和を何よりも追究している。
自作のギター曲のほか、ベートーヴェンやメンデルスゾーン、ショパンらのピアノ曲をギター用に編曲した。
当時の支配的なロマン派音楽の風潮にスペインの民族音楽の要素を取り込んだ。アルベニスのいくつかのピアノ曲(《アストゥリアス(伝説)》など)をギター用に編曲したものは有名。
タレガは、20世紀のクラシックギターを基礎付け、独奏楽器としてのギターに対して関心が増して行くきっかけを作った人物と見做されている。大ギタリストのアンドレス・セゴビアは、技巧がかったタレガ作品のほとんどを取り上げ、クラシック・ギターをヨーロッパ中のコンサートホールに送り込むのに多くのタレガ作品を利用した。」

●Francisco Tarrega: Lagrima – Sanja Plohl,

●Julian Bream – Lagrima (Prelude) by Francisco Tarrega

●Francisco Tarrega, Lagrima- performed by Tatyana Ryzhkova

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