クラシックギターの名曲? 上級 No.018
タンゴ・アン・スカイは「なめし皮のタンゴ」と訳されていて、もともとの意味は「タンゴもどき」ということのようです。
この曲は、ローラン・ディアンスが宴会の席で酔っ払って即興でタンゴを弾いて出来た曲だそうです。
日本では、テレビのCMで、女性クラシックギター奏者の村治佳織が弾いてから一般にも知られるようになりました。
一般受けもしそうな派手な曲なので、レパートリーにしたいギター弾きは多いようです。
見た目は難しそうだけれど、技術的にはギターの基礎練習をしっかりやってきた中級者ならそこそこ弾けそうなので、挑戦してみるといいかもしれません。
ディアンスについては、以下ウィキメディアより転載
「ローラン・ディアンス(Roland Dyens,1955年10月19日 – )は、フランスのクラシックギター奏者、作曲家、編曲家。
チュニジア出身。クラシックギターをアルベルト・ポンセに、作曲をデジレ・ドンディーヌに師事。いくつかの作曲やギターのコンクールで入賞した。
演奏者として即興演奏の能力で知られている。作風はジャズとフォークミュージックに近く、奏者の人気を集めている。「タンゴ・アン・スカイ」(1985)は最もよく知られている作品であるが、「リブラ・ソナチネ」(1986)もよく演奏されている。
各地に旅行し、ヨーロッパやアメリカ合衆国やアジアの多くの音楽祭で演奏し、マスタークラスでレッスンをしている。
現在、パリ国立高等音楽・舞踊学校でギターの教授をしている。」
テレビのCMでタンゴ・アン・スカイを日本の世間一般に知らしめた村治佳織は外せないだろうと言うことで、動画は村治佳織の演奏です。
●KAORI MURAJI – TANGO EN SKAI
●Tango en skai by Dyens ローラン・ディアンス
こちらは作曲者本人の演奏するタンゴ・アン・スカイです。
●Andrea Gonzalez Caballero plays Tango en Skai by Roland Dyens on a Dieter Muller Doubletop 2018
●Hauser & Petrit Ceku – Tango en Skai
こちらは、ギターとチェロとオーケストラのタンゴ・アン・スカイ
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