クラシックギターの名曲? 上級 No.011
カディスは、イサーク・アルベニスのピアノ作品「スペイン組曲 第1集 」の第4曲目の曲で、「セレナータ・エスパニョーラ作品181」を転用したものだそうです。
カディスはジブラルタルの北西にある港市で、「セレナータ・エスパニョーラ作品181」はその雰囲気にあうので使われたのかもしれません。
この曲もフランシスコ・タレガがクラシックギター用に編曲してからクラシックギターのレパートリーになりました。
マヌエル・バルエコ (Manuel Barrueco)は、1952年キューバ生まれのギタリストで、1967年に家族と共に米国に移住し、バルティモアのピーボディ音楽院で学び、1974年にニューヨークのカーネギー・ホールでコンサートをしています。
バルエコの演奏スタイルは、右手首をだらんと曲げて構えず、あまりアポヤンド奏法を用いない現代奏法といわれるスタイルで、音楽表現もあまり誇張的な表現をしない人です。
個人的にはもう少し遊びやギターらしさをだしても良いのではと思うのですが・・
●Cadiz I. Albeniz M.Barrueco from suite espanola
古い録画なので、画像や音質が悪いのが残念・・
●John Williams Cadiz I Albeniz
●ALBENIZ, “Cadiz” from Suite espanola (Alberto Lodoletti, piano)
こちらはピアノ演奏のカディス
●Albeniz Isaac (fruhbeck burgos) ” Cadiz”.
こちらはオーケストラ演奏のカディス
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